「メタルロード工法」は、1991年に洪水調整池上空の道路構造物に初め採用されましたが、その後、切土や盛土が困難な山間部の急傾斜地の道路拡幅に有効なことが認められ、山間部の道路拡幅工法として普及してきました。
2000年には、財団法人 道路保全技術センターの技術審査証明(技審証第0009号)を取得し、山間部の斜面における道路拡幅に適用できる構造で、搬送性・施工性に優れ、地形や植生に与える影響が小さい工法として認められました。
その後、本工法は、国道、県道、林道、ダムの付替道路などに数多く採用されるようになり、国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)にも登録し、活用評価効果も実施され、現時点で500件以上の実績となっております。
このような状況をふまえ、2005年に本工法の普及、製作・施工技術に関する標準化・研究開発を行い、道路整備事業に更に貢献することを目的に「メタルロード工法研究会」が発足しました。
この度、さらなる設計・施工技術の研究と開発に努め、より安全・安心な工法を目指し、「メタルロード工法研究会」から「メタルロード工法協会」へと発展的に名称変更しました。
本会は、目的を達成するため次の事業を行う。